電気工事士に向いてる人は?仕事内容など詳しく解説!
「電気工事士」は、店舗・オフィス・工場・住宅等、様々な建築物の電気設備の工事を行う職業です。
今や生活に電気設備は欠かせないものとなり、「電気工事士」は安定した需要のある職業として知られています。
今回はそんな「電気工事士」の実際の仕事内容や、どんな人に向いているかを現役の電気工事士が解説いたします。
電気工事士の仕事内容
電気工事士としてのお仕事内容は多岐に渡りますが、基本的な業務の種類をご紹介いたします。
①設計
電気工事士は、建物や施設の電気設備の設計に携わることがあります。これには、電気回路の設計、配線計画、電気機器の配置などが含まれます。
設計段階では、建物の用途や、国や地域の安全規制に基づいた電気設備を計画します。
②工事
設計内容を元に、電気設備を実際に建物や施設に取り付ける工事を行います。
これには、配線の引き込み、コンセントやスイッチの取り付け、照明設備の取り付け、インターネットや電話、テレビなどの回線なども含まれます。
また、冷暖房等の空調設備や、ビルのボイラー設備、水道設備の管理など、電気工事士の需要は非常に多岐に渡ります。
③保守・修理
建物や施設の電気設備が正常に機能するよう、保守や修理を行うのも電気工事士の仕事です。
定期的な点検や保守作業を通じて、問題が発生しないようメンテナンスを行う事も大切な仕事の一つです。
また、故障などが生じた場合は適切に問題箇所を特定し、修理を行う能力が求められることもあります。
電気工事士に向いている人
電気工事の分野に興味がある人
どの職業にも共通して言えることですが、好きな事や興味がある事は覚えも早く、結果的に長続きする=向いている、と言えるでしょう。
電気や電気工事の分野に興味がある、電子機器を扱うのが好き、何かを組み立てるのが好き、建築や工事に興味があった…等、些細な事でも、自分に向いていると感じれば、検討してみるのも良いかもしれません。
細かい作業が好き・几帳面
電気工事士のお仕事は、細かな配線や電気を扱う為、慎重な取り扱いが求められる事もあります。
普段から細かい作業、慎重・冷静さが求められる作業も苦にならないという方は、電気工事士に向いている可能性があります。
体力に自信がある人
電気工事士は立ち仕事や機材の運搬など、体力を要する作業が発生します。
その為、スポーツをやっていた・体力には自信がある。等の方は、電気工事士になる上で大きな強みとなるでしょう。
電気工事士になるには?
電気工事士の資格を取得し、就職する
一つ目は、電気工事士の資格を取得し、就職する方法です。
電気工事士の資格には「第一種」「第二種」と、2種類存在し、「第二種」では一般住宅や小規模施設のみでの電気工事が可能です。「第一種」では、第二種の内容に加え、ビルや工場などの、大型建築物での大規模電気工事が行えるようになります。
ですので、現場や募集企業によっては「第一種」まで資格取得することが求められます。
必要資格は募集企業により異なるため、求人情報等をチェックしてみるのが良いでしょう。
電気工事士の資格取得難易度
電気工事士の資格は国家資格の中では合格率が約60%(第二種)と高く、勉強時間はおよそ200時間程度と言われています。
1日2時間の勉強であれば3ヶ月と、コツコツ勉強を行えば比較的早く取得できる資格です。
電気工事士になりたいと思っている方は是非取得を目指してみてください。
上期筆記試験5月下旬、上期技能試験7月中旬、
下期筆記試験10月下旬、下期技能試験12月下旬
未経験の見習いから始める
電気工事士の募集求人の中には、未経験OKの求人も多くあります。
しかし、現場仕事を覚えながら、資格取得をすることが、ほとんどの求人で必須条件となっています。
今すぐ転職したい、働きながら資格取得したい、資格取得支援制度を使いたい等の場合、未経験募集の電気工事士求人へ応募してみるのも良いかもしれません。
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